ロジクール社の新機種 HD Webcam C615 が発売されました。
既に発売されているフラッグシップモデルのC910とスタンダードモデルのC525の中間に位置するモデルなのですが、C910の最大の特徴であった3つの要素のうち2つをしっかり受け継いでいます。
オートフォーカス(C525は固定フォーカス)←間違いでした。C525はAF付きです。(2011/10/13変更)
画角74度の広角レンズ(C910が78度でC525は60度)
その他には
1080pのHD動画撮影に対応(C525は720pまで)
という点もセールスポイントなのですが、画像センサーが210万画素なのです。
C910が500万画素、C525が200万画素なので、画質はほぼC525と同程度ということになります。
C910をフラッグシップに位置付けていたのはオートフォーカス(以下AF)と広角レンズ、そして500万画素のセンサーだと思うのですが、webカメラとしての用途で考えればAFと広角の搭載は最重要と言えるでしょう。
AFに関しては現在のトレンドと言えるので、ハイエンド機に限れば他社でも搭載している機種はあります。
しかし広角に関しては今までロジクール社のC910が78度と飛び抜けていて、次いでマイクロソフト社のLifeCam Studioが75度、LifeCam Cinemaが74度で、この3機種のみが70度超えという状況でした。
3機種とも定価が10000円弱だったので、ここに定価8000円弱で74度レンズとAFを搭載したC615が投入されることでなかなか面白い状況になりそうです。