C615とC920はミドルレンジとハイエンドの関係なのですが、結構スペックが似ています。
ところが実売価格には大きな差があるのでどうしても「c920必要なのか?c615で大丈夫なのか?」と揺れてしまう人が多いようです。
いきなり本題に入りますが、
同じところ
- 三脚穴付き(C920の先代であるC910は三脚穴が無かったのでこれを目当てにC615を選ぶ人がいた)
- オートフォーカス付き
- 撮影できる動画サイズとフレームレート
違うところ
です。
色味についてC615の評価は低く、下位機種であるC270にすら負けていると言われています。
C920は画像センサーなどの点で、数値上はC910よりスペックダウンしているところもあります。
いちばんの問題点は動画をハードウェアエンコーディングするところ。
つまりカメラ側で動画の圧縮をしてくれるので、PC側の負担が少ないのです。
しかし監視ソフトで運用しようとすると、この点が様々な問題を生んでしまうので、ハードウェアエンコーディングをしないC910にプレミア価格がついているという状況を招いています。
なので、結論としては
- 価格差に見合う色味・画質の差はある。だから画質にこだわるならC920を買うべき。
- 監視ソフト使うならむしろC920だけは避けるべき。
といったところです。
型番 |
HD Webcam C615 |
HD Pro Webcam C920 |
外観 |
|
|
動画キャプチャーサイズ |
1920x1080 |
1920x1080 |
フレームレート |
30fps |
最大30fps |
静止画キャプチャーサイズ |
800万画素 |
1500万画素 |
画像センサー |
210万画素 |
300万画素 |
画角 |
74度 |
77度 |
ワイドスクリーン |
〇 |
〇 |
フォーカス距離 |
7cm~∞ |
7cm~∞ |
オートフォーカス |
〇 |
〇 |
フェイストラッキングシステム |
〇 |
〇 |
ズーム |
デジタル4倍 |
デジタル4倍 |
ホワイトバランス |
自動(手動も可) |
自動(手動も可) |
露出 |
自動(手動も可) |
自動(手動も可) |
レンズ |
ガラスレンズ |
カールツァイス |
アンチフリッカー |
〇 |
〇 |
画質補正 |
Rightlight2 |
Rightlight2 |
音質補正 |
RightSound |
RightSound2 |
内蔵マイク |
モノラル |
ステレオ |
インターフェイス |
USB 2.0 |
USB 2.0 |
UVC対応 |
〇 |
〇 |
本体色 |
ブラック |
ブラック |
本体サイズ |
68.5 x 40.4 x 34.4 |
94x71x43.3 |
ケーブル長さ |
0.9m |
1.8m |
重量 |
102.8g |
162g |
発売日 |
9/22/2011 |
01/13/2012 |
保証期間 |
2年 |
2年 |
付属ソフト |
Logicool Webcam Software v2.2 Logicool Vid HD |
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必要スペック |
OS Windows XPSP2以上、Windows VistaまたはWindows 7 32ビットまたは64ビット/CPUクロックスピード1GHz以上/メモリ512MB以上/ハードディスク200MB以上の空きスペース/インターネット” |
Windows XP(SP3以上)、Windows Vista、Windows 7またはWindows 8(32ビットまたは64ビット) |
推奨スペック フルHD 1080pの動画撮影およびLogicool Vid HDでHD 720pのテレビ電話の性能を最大限に引き出すための推奨システム |
CPUIntel Core2 Duo 2.4GHz以上/メモリ2GB以上/ハードディスク200MB以上の空きスペース |
Intel Core 2 Duo 2.4GHz以上/メモリ:2GB以上/撮影した動画用のハードドライブ領域/USB 2.0ポート |
価格 |
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最後に比較している方の動画も紹介。C615は肌色の補正がキツいですね。