国産webカメラにもH.264ハードウェアエンコーダーの波 BSW50KM02

バッファローからH.264ハードウェアエンコーダー搭載の500万画素webカメラ BSW50KM02 が発表されました。

まだ発売前なので、メーカーサイト 及びそこからダウンダウンロードできる取扱説明書から得られる情報を以下に記します。

レンズ周囲のフォーカスリングを手で回してフォーカスするマニュアルフォーカスタイプです。
対象物との距離が変化しても自動でフォーカスを調整してくれるオートフォーカスではありません。
マニュアルフォーカスにもオートフォーカスにも、メリットとデメリットがそれぞれありますのでどちらが良いとは言えません。

500万画素(2592 x 1944)での静止画撮影が可能。

FullHD(1920 x 1080)で30fpsの動画撮影が可能。

ステレオマイクを内蔵。

UAC・UVCに対応。

H.264ハードウェアエンコーダー搭載について

H.264ハードウェアエンコーディング機能は1280 x 720のみで、他の解像度では使えません。
Windows Vista/XP、Mac、Playstation3 はハードウェアエンコーディング非対応です。
H.264ハードウェアエンコーディング機能を使用できるのはWindows 7/8/8.1 のみとなります。
「H.264ハードウェアエンコーディング機能を使用するには、対応するビデオキャプチャーソフトが必要です」と書かれていますが、現時点ではその対応ソフト名が明らかにされていません。
また、取扱説明書には「簡易動作確認用ソフトウェアAMCAP」をダウンロードして使用するように書かれていますが、このAMCAPははH.264ハードウェアエンコーディングに非対応となっています。
つまるところ、現時点では「H.264ハードウェアエンコーディング機能付きだよ。でも使い方はまだ教えないよ。」という状況です。
メーカーに早く情報を開示してもらいたいですね。

型番 BSW50KM02
外観
静止画キャプチャーサイズ 2592 x 1944
動画キャプチャーサイズ 2592 x 1944
フレームレート 最大30fps MJPEG(2592×1944:15fps) MJPEG(1920×1080:30fps)
画像センサー 500万画素
ワイドスクリーン
フォーカス距離 2cm~∞
オートフォーカス ×
フェイストラッキングシステム ×
ズーム ×
内蔵マイク ステレオ
インターフェイス USB2.0
UVC対応
本体色 ブラック
三脚穴 なし
ケーブル長さ 1.5m
本体サイズ 60x43x51mm
重量 80g
動作環境 温度 摂氏5~40℃ 湿度20~80%(結露なきこと)